BW6フリーズボルト・コールドフレア　カード考察

2012年7月11日カード

今回のセットは、間違いなく強いと断言できます。
個人的な注目カードリストです。

フリーズボルト

・フライゴン
わざを使わずダメカンばら撒き。わざさえ使わなければ必要エネルギー0。
アギルダーとの組み合わせ等が考えられる。
後述するセレビィEXとの組み合わせも極悪で、ひたすらナックラーのくだくでエネルギー破壊しているだけでも強い。
いろいろデッキを組めそうな1枚。

・ランドロスEX
1ターン目から合計60ダメージのばら撒き。
順調にエネルギーが付けば、3ターン目には調整したダメージと150ダメージで相手を1体倒してテンポをとれる。
ピーピーエイダーとの組み合わせなどが考えられる。
やはりミュウツーEX対策がネックになってくるか。
進化デッキ相手にはかなり強そうなカード。

・タウンマップ
BWとしては初のまともなサイドに手を加えられるカード。
終盤に使っても十分強いので、1枚デッキに仕込んでおくだけでも役に立つ。
地味ではあるが、今後定番になってくるのではないかと思われる。
持っているスタンダードデッキの数だけ揃えておきたい。

・ゴールドポーション
デメリット無しで90回復は強烈すぎる。
ハーフではおそらくかなりの確率で入ってくるカード。
まんたんのくすりのようにテンポを失うことなく相手の計算を狂わせることができる。
回収してずっと回復などと余計なことは考えず、とりあえず1枚入れておいて良いカード。

・ブルンゲル
シャンデラやフライゴンなどのばら撒き系や、後述するムーランドなどのロック系と相性が良い。
しかしスペースを食うので、デッキに入れるほどかというと難しいところ。

コールドフレア

・ピーピーエイド
エネルギー加速の少ない闘などで特に使える。
わざを使えるのが1ターン早まるだけでも雲泥の差。
新たな速攻アーキタイプが作れそうな1枚。

・ケルディオEX
弱点が草であり、狙われる可能性は低い。
水エネルギーが3つつけば110ダメージであり、カメックスと組みわせての持続的に戦えるデッキが考えられる。
しかし、エネルギー効率で優るミュウツーEXが課題。
ミュウツーEXが環境から減ることは考えにくいので、強いがデッキに入りにくいカードになりそう。

・ムーランド
バトル場にいる限り相手はサポートを使えないという、強力なロック効果を持つ1枚。
相手をキャッチャーで縛ってしまえば、その時点で相手の手札にポケモンいれかえがない限り、相手は通常ドローに頼るしかなくなってしまう。
ムーランド自身のわざは効率が悪いが、セレビィEXを用意してものひろいかもってくるでも使っていれば十分。
その間に自分だけ場を整えることが出来る。
サポートを妨害されても戦えそうなデッキはガブリアスくらいしか思いつかないため、十分にデッキとして成り立つと思われる。
対策が必要になってくるのではないだろうか。

・セレビィEX
既に何度も言及している通り、今までのカードの評価を覆しうるインパクトカード。
ジヘッドのすいこむで自己完結するサザンドラ、ランプラーのさそうともしびでロック効果が上がるシャンデラなど、このカード1枚でデッキの組み方を変えることができるカードが何枚もある。
EXでHP110は貧弱だが、置物として十分な働きをしてくれる。

・じてんしゃ
グッズのドローカードというだけで強力。
特に効果的なのは、ポケモンが少なく大量にグッズが入っているようなデッキ。
特にヤミラミ・ダークライEXなどで好相性と思われる。
フウロで持ってくる候補にもなり、逆にグッズでありながら手札を増やすことができるため、フウロ4積みをも可能にできそう。

・ヨノワール
ロックを組まずとも十分に強力な効果。
ダークライEXが3エネルギー120ダメージの化物となる。
与えたダメカンが無駄にならないため、あなぬけのヒモなどの相手を強制的に入れ替えるカードや、キュレムなどのばら撒きカードとの相性がいい。
相手のベンチポケモンを呼び出しておいてダメージをばらまき、次の自分のターンにわざを打つ前に倒せるなど、相手からすればかなり嫌なカード。